高価買い取りのタイミング

口コミで、一括査定で3万円高く買い取ってもらった、って聞くけど本当でしょうか？業者によっては、あるタイミングでどうしても欲しい時があると、積極的に査定額を上乗せしてきます。

一括査定を申し込むと、5社ほどから査定額を提示されます。ピアノ買い取りで売却する時、もしかしたら、他社ではもっと高価な買い取り価格が提示される可能性があるかも？と考えます。

口コミなどでも「5社の提示額には3万円の差があった」など見かけます。ピアノ買い取りの相場って「あってないようなもの？」は間違いです。中古販売相場が決まっている以上、買い取り相場も決まっています！

口コミで見かけるような「3万円高く買い取ってもらった」はなぜ生まれるのか？ピアノ買い取り各社が、在庫や流通などの都合で高価買い取りするからです。査定はあくまで7万円ですが、在庫がないから10万円提示で買い取る仕組みです。

輸出用の中古ピアノなどは、どう頑張っても高価買い取りできません。輸出先の貨幣価値が日本と大きく違うからです。たとえば年収です。

平均年収で比べてみると、日本は400万円ほどであるのに対して、中国は100万円〜200万円、フィリピンは約50万円ほどなのです。

輸出先の国内事情などもピアノ買い取り価格に影響します

中古販売されるピアノの最低額は日本国内では20万円ほどです。平均月収に収まる価格なので、比較的購入しやすい価格ですが、輸出先の中国では2カ月分、フィリピンでは6カ月分の収入に相当します。

ピアノ買い取り各社とも、輸出にかかる経費や販売価格を考えると、一括査定で提示できる価格は低めに抑えざるを得ないのが実情です。

中古販売業者には、彼らなりの都合があり、場合によっては通常では提示できない査定額の提示を行う場合があります。コストパフォーマンスで考え、1万円上乗せしても、流通経費でペイできちゃう場合とかです。

口コミで「基本は無料引き取りなんだけど2万円の値がついた」などの体験談は、ピアノ買い取り業者のこんな裏事情が影響した結果だったのです。

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